足に合った靴を見分ける

毎日、足は体重を乗せて歩き、体全体を支えてくれています。そのため、足に負担がかかる状態が続くと、足に害を及ぼすこともあります。もし正しい靴を履いていれば、足を守ることができるでしょう。逆に、不適切な靴を履くと、足の健康問題が悪化する可能性があります。そこで、自分の足に合った靴を選ぶために、以下のアドバイスを参考にしてみてください。靴が足の形にフィットしていなければ、履き心地も悪いものですからね。

あなたの足はどんな形？

適切なフィット感を得るためには、まずは、自分の足の形を知る必要があります。ここで簡単なテストをしてみましょう。紙の上に自分の足を置き、立ったまま足の周りをなぞります。あなたの足はまっすぐでしょうか、それとも曲がっているでしょうか。また、外反母趾などにより、母趾側の輪郭に突起がありませんか。

足に合った靴を見分ける

自分の足に適した靴を見つけるために、先ほど、足の輪郭をかたどった紙を持って、靴屋に行ってみましょう。輪郭の上に、気に入った靴を置いてみましょう。この時、足の輪郭と靴の形が一致している必要があります（外反母趾の場合、靴が外反母趾を隠せない場合があります。外反母趾を伸ばすためには、しなやかな革靴を探します。）輪郭に合った靴を選んだら、そこで実際に、自分の足に靴を履かせてみましょう。店内を何周かして、靴が擦れたり挟まれたりしていないか確認してください。履き心地がよければ、フィットしているということです。

理想的な靴とは？

履き心地の良さとサポート力は、良い靴の重要な要素です。さらに、靴のサイズや形も、自分の足にきちんとフィットしていなければなりません。靴には、革やキャンバスなど、通気性のある生地や裏地を選ぶようにしましょう。ツルッと滑らないように、靴には十分な踏み面があることを確認してください。適切な靴を選ぶには、評判の良い靴販売店に行って相談することをお勧めします。

靴下はどうすべき？

どんな場合でも、靴と一緒に、靴下を必ず履くべきです。靴下は汗を吸収し、摩擦を減らして、水ぶくれを防いでくれます。縫い目がない、柔らかくてクッション性のある靴下を履くようにしましょう。

足にトラブルがある場合

足の疾患によって、足の変形が引き起こされます。足が変形している場合、相性の良い靴を見つけるのは難しいかもしれません。変形部分を伸ばすために、しなやかな革製の靴を探しましょう。足にトラブルがある場合は、つま先の面積が大きい靴を探してください。つち指に対応する靴を見つけるには、つま先部分が大きい靴を探すのがコツです。アーチに問題がある場合は、インプラントが必要な場合があります。状況によっては、あなたの足に合わせたオーダーメイドの靴や装具を作る必要があるかもしれません。

主治医に相談しよう

状況が深刻な場合は、医療機関の医師に相談して、どのような靴が必要かを判断してください。医師が推奨する特定の靴ブランドや販売店を利用するのがいいでしょう。